PERSONS 社員紹介

ソリューションビジネスの最前線
一番のやりがいは感謝の言葉。
経験を積みいずれは世界へ。

フードテック推進部/中部

木村 美恵(きむら みえ)

PROFILE学生時代に海外留学と海外でのインターンシップを経験。海外に関わることができる仕事をと当社に総合職で入社。ロボットシステムの企画販売・提案営業に携わった後に、中国海外トレーニーに。新型コロナ感染症の流行が始まり、やむなく9か月ほどで帰国。その後は本社、中部支社の物流トータルソリューション部に所属し、搬送機器やロボット、無人搬送車といった自動化設備を中心に取り扱う。

Interview.1私の学生時代・就職活動とユアサを選んだ理由

海外駐在中の女性社員が
生き生きと働く姿に憧れ、
「この会社で自分も」と入社を決意。

大学の専攻はアメリカ研究学科で、在学中に大学の交換留学生としてアメリカに留学していました。帰国後に一度就職を考えたのですが、もう少し別なところも見たいと思い1年間休学して東南アジアやオーストラリアでインターンシップを経験し、就職活動では海外と接点があるところをと商社やメーカーを受けました。その中で、当社の選考で海外駐在に興味があることを伝えたところ、当時、タイに駐在していた女性先輩社員とオンラインで話す機会を設けてもらえたのです。話の中で彼女がとても生き生きと働いていることが伝わり、ここなら自分も同じように働くことができるのではと思い入社を決めました。また、就職活動中の学生にそのような機会を設定してくれる社風にも魅力を感じました。

Interview.2物流トータルソリューション部の仕事とは

モノづくりの現場で
ユーザーの困りごとに向き合う。
成功の鍵は協業とトライ&エラー。

私の所属している物流トータルソリューション部では、ほかの部署同様、販売店などのルートを通じて依頼いただいたエンドユーザーの困りごとに対応する仕事もありますが、ユーザーとの直接取引というパターンもあります。ユーザーの「こういうものをつくりたい」「こういうことをしたい」という要望に対して、その要望を的確に把握し、取引がある多くの仕入先の機械から、最適な商品やシステムを選定し、トータルでコーディネートしていく仕事です。ある食品工場の案件では、食品を次の工程に運ぶための無人搬送車の導入検討を依頼されました。食品加工に使用する水と油で工場の床が濡れているため、荷物を搬送する車のセンサーが感知しづらく誘導が難しい現場です。メーカーと何度も試作品を用意し、さらにユーザーが懇意にしている地場の業者の方にも機器の調整を手伝ってもらいながら作業を重ねました。そうして多くの方の協力を仰ぎ、最終的には、無人搬送車の走行に成功し、工場の作業員を重い荷物の運搬から解放することができました。私たちは、ユーザーそれぞれの課題を解決していく仕事をしています。

Interview.3私の仕事のココが面白い

「やり切った」ときの充実感。
取引先と一緒に課題を解決していくなかで
多方面に広がっていく関係性。

ユーザーの要望に応えるためにコーディネートしていく仕事になると、必要な機械を製造しているメーカー、設備設計や施工業者など協力会社の存在が欠かせません。そして、何が最適な方法か考え、試行錯誤の末、課題が解決できると、「やり切った」という充実感があります。先ほど述べた食品工場の案件では、無人運搬車の導入後、お客様に「解決してくれて、ありがとう」と言われ嬉しかったですね。お客様からの感謝の言葉は1番のやりがいです。それから、仕事を重ねるごとに、課題解決の経験を積む事ができ、どんどん多方向とのパイプが太くなっていくところも面白いですね。それらの取引先との関係は先輩方がつないできてくれたからこそで、自分が新規営業をする際にも当社の名前を出せば話を聞いてくれますので、ありがたい限りです。

Interview.4私のキャリアストーリー

ロボットに強い最先端の現場で
高度な技術に触れながら働きたい。
いずれは、憧れの海外駐在員へ。

今、仕事をしている工業マーケット業界は元々女性が少ないのですが、先輩方や取引先の方もとても丁寧にサポートしてくれます。ただ、物流トータルソリューション部はユーザーと直接仕事をする場面もあり、非常に高度な知識が求められることから、今の環境に甘えてばかりはいられません。自分でも積極的に知識の習得に努め、周りとの信頼関係を築きながら仕事をしていきたいです。これから総合職を目指す女性にも心配なく飛び込んでもらいたいですね。
それから、入社前から変わらず今も海外駐在員になりたいという目標を持ち続けています。コロナ禍前には中国での語学研修とトレーニーを経験しましたが、予定期間の3カ月を残して帰国することになってしまいました。最初に配属された部署でロボットを扱って以来、その分野に興味があり、ロボットの市場規模の大きい中国に行きたいと考えています。海外駐在員の仕事は、一人で受け持つ予算も増え、責任も大きくなりますので、それに見合うように現在の部署で経験を積み、夢を叶えたいと思います。

他のインタビューを見る